かわいい和菓子 伊織のさくら：笹屋伊織（京都）
外では桜が咲き誇るようになると、デパートのなかでも桜商品が満載です。
お菓子売り場でも、和菓子も洋菓子もこぞってピンク色の桜が咲き誇っています。
ピンク色好きの私にとって、この桜の時期は、日本中が夢のような空間になっています。
かわいい和菓子：「伊織のさくら」笹屋伊織（京都）
わりと大きめなサイズです。中には、ぎっしりあんこがつまっています。
表面のピンクからも、あんこの黒がうっすら透けてみえるのがオシャレです。
食べてみると、きちんと桜の香り、味がします。
あんの中に、桜葉塩漬け粉末が練りこんであるからです。
なので、甘いなかにも、ほんのり塩のしょっぱさも感じられます。
桜を楽しめる和菓子としてぜひおススメします。
パッケージもかわいいです。
味でも香りでも桜を楽しめる、本当に桜づくしの和菓子です。
個包装されていて、賞味期限が長いのもありがたいです。
ちょっとしたプレゼントにしても喜ばれると思います。
かわいい和菓子のお店：京都 笹屋伊織
享保元年(１７１６年)から続く京都の老舗のお店です。
オンラインショップあり。
今回は、東京の三越銀座店で購入しました。
かわいい和菓子「伊織のさくら」を食べながら思うこと
「夜桜（よざくら）」
この和菓子は、桜のピンク色からうっすら黒が見えます。桜の花びらの向こうに広がる夜空を見えるようで、夜桜を感じさせます。
「春風の 花を散らすと 見る夢は 覚めても胸の さわぐなりけり」
（訳）春風が花を散らしている夢を見たことで、目覚めても桜が散ってしまう心配が続いている感じを表しています。
夜も昼も桜に恋焦がれ、咲いても散っても恋焦がれる。西行さんは、本当に桜が好きなんですね～（笑）。
まとめ：かわいい和菓子「伊織のさくら」笹屋伊織（京都）
それにしても、桜って咲いたら咲いたで騒がれ、すぐに、散ることを心配されるという世話のかかるお花です。
それだけみんなに愛されている花なんですよね～。
